家電の便利情報

家電の調子が悪い時は

家電の調子が悪い時は、コンセントを抜くだけで改善することがあります。

コンセントを抜く前には必ず下記の注意点を確認したうえで自己責任で行ってください.

実際には、

① 一度コンセントを抜く。
② 10~15分ほど放置する。
③ コンセントを差し直す。

これだけで、動かなかった家電品とくに、カメラ機能付きインターホンやファックス、ブルーレイレコーダのような機器が普通に動き出す時があります。

いまの家電は、どのような製品も半導体などの電子部品を多く含んでいます。そうした部品は静電気などの電気的なノイズで悪影響をうけ誤作動を起こすことがそれなりの頻度であります。

そうした時には、このコンセントを抜く行為により、静電気を放電させたり、正しく動作しなくなった電子部品をリセットすることができ、それによって調子の悪かった家電品が正常動作に戻るという結果につながります。

この方法は、パソコンメーカーにパソコンの調子が悪いときに問い合わせると、まずはこれを試してほしいといわれることからも、電子部品を多く使用している製品ほどこのやり方が有効に作用することがあります。(Wifi機器やルーターもこれだけで動作が戻ることを経験されている方は多いのではないでしょうか)

コンセントを抜くときの注意点

共通
本体の電源を必ず“切”にしてから(主電源のある機器は主電源を必ずオフにします。)、コンセントを抜きましょう。

ブルーレイレコーダ、録画機能付きテレビ
電源が入っている状態や録画中の状態でいきなりコンセントを抜くのは機器に悪影響を及ぼす可能性がありますので必ずしないでください。ブルーレイレコーダなどは機器のリセットをする方法があり(大体、電源ボタンの長押し)、まずはその方法を試してから、それでもだめなら電源オフ状態になっているのを確認してからコンセントを抜きましょう。機種によってリセットの方法が違うので取扱説明書を必ず確認してください。

エアコン、洗濯機、冷蔵庫
コンセントを抜くことで、まれに症状が悪化する場合があります。例えば、エアコンのいままで弱いながらも何とか出ていた冷たい(暖かい)風が、完全にでなくなった、冷蔵庫が弱いなりに冷えていたのが完全に冷えなくなったなどという事例です。これは、電源プラグを抜きさしすることで、もともと調子の悪かったところが完全に壊れてしまうケースで、使用年数が長い機種ほど、こうしたことが起こる確率が高くなります。そうした可能性がわずかでもあることは理解した上で、自己責任で行ってください。

FAX、録画機能付きインターホン
FAXやインターホンでコンセントを抜くと、時間や設定が消えてしまうことがあります。ご注意ください。また、録画機能付きインターホンにはメモリーカードを搭載できるものがあり、大事な映像情報が入っている場合、念のためにバックアップは事前に取っておきましょう。

コンセントを抜いても直らない場合

これでも調子が悪いままだと、故障している可能性が出てきますが、まずはメーカーの相談窓口に相談してみましょう。

主要家電メーカーの修理問い合わせ窓口はこちら

もし故障と判明した場合、どうするかは家電の使用年数を考慮することになります。

年数が10年以上たったもの
修理のための部品がない可能性があることと、直しても経年劣化から再び別の箇所の故障が起こる可能性を考えると、買い替えも選択肢になってくると思います。

購入年数が10年以内
修理できる可能性は高いです。それでも修理した箇所以外のところが再び壊れた場合、また有償修理ということになります。

購入年数が3年や5年以内
購入先で延長保証に加入しているか確認してみましょう。また、購入年数が浅いのに調子の悪い状態が起こったのなら、コンセントを抜いて直ったとしても、延長保証が有効な期間内に購入先に相談したほうがよいでしょう。

修理費用について
同じ故障個所でもメーカーによって修理費用が異なることもをありますのでメーカーに確認するのが間違いないと思います。
問い合わせ先は本ホームページのリンクを参照してください。

主要家電メーカーの修理問い合わせ窓口はこちら

これで直っても再び症状が現れる場合は

コンセント抜くと直るが、しばらくするとまた同じような不具合が起こる場合
この場合も部品の故障が考えられます。一度は直ったが、2回、3回と同じようなことが短期間で起きるならメーカーに相談してください。

主要家電メーカーの修理問い合わせ窓口はこちら

 

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