購入、買い替え

家電が壊れた時に修理か買い替えを迷ったときは

アイキャッチ画像は、ijmakiによるPixabayからの画像

家電が壊れた時、修理か買い替えを決める際、何を基準に判断すればよいでしょうか?

考えるところは、

1,購入年数
2,修理の費用
3,買い替えした時の金額

以上の3点ではないでしょうか?

やはり購入年数が一番の検討要素


購入年数によっては、もう買い替えを考えるしかないなというケースは結構あります。
購入して15年以上経っている家電は、もう買い替えしか選択がないと思いますが、使用年数が10年以内の家電なら年数によっていろいろ考え方があると思います。

購入して1年以内

1年以内の商品ならメーカー保証で修理の対応を無料でしてくれるはずです。確認してみてください

3~5年以内

販売先からの延長保証がついている可能性

販売先によっては延長保証がついている可能性があります。延長保証がついていれば無料もしくは正規の修理費用より安い費用で修理を対応してくれる場合があります。販売先に確認してみましょう。エアコンや冷蔵庫のような大型家電の場合、10年保証がついていることもありますので確認してみてください。

延長保証は、販売先が提供しているサービスの場合が多く、修理の手続きも延長保証の内容に従って行う必要があります。修理の前に、しっかり確認してください。

1年以上のメーカー保証が適用されることも

メーカーが保証してくれる期間は、大抵1年ですが、故障個所によっては、3年、5年のメーカー保証がついていてメーカー保証で無料の修理をしてくれることもあります。

一般例
エアコンの冷媒回路(5年)
洗濯機の駆動部、軸受け部など(2年)
冷蔵庫の圧縮機(3年)
電子レンジのマグネトロン(2年)
炊飯器の内釜のフッ素加工など(2年)
などなど
*メーカーにより内容や保証期間は異なります。具体的には、保証書を確認してください。

<参考>
このような形で1年以上の保証期間がついている部品は、保証書に記載されています。
写真の保証書では、冷媒回路に5年間のメーカー保証がついています。

エアコンの保証書

可能性のある方はメーカーに確認してみましょう。

問い合わせ先については

「故障、修理時の家電メーカーの問い合わせ先」<内部リンク>

で確認できます。

10年以内

購入後10年以内ならメーカーによる修理が対応できる可能性が高いです。基本的に製造後7年ほどがメーカーによる修理部品の保有期限でそれ以降は部品がなくて修理ができないということもあります。ただ意外と保有期限が過ぎていても、10年前後ならメーカーに部品の在庫があって修理の対応をしてくれることもよくあります。

修理しても他の箇所が壊れたらまた有料で修理をしないといけないことに

但し、お金をかけて直しても、修理した箇所以外の部品が故障した場合、再び有料修理となってしまいます。また、修理した箇所の部品もメーカーによりますが、3カ月~1年ほどの保証となります。(保証期間についてはメーカーにより異なります。)10年前後使用した家電製品なら、故障している箇所以外の故障も経年劣化により生じてくるでしょう。購入するか修理するかの判断をするときにはそうしたことも併せてご検討してください。

修理費用と新しく購入した時の費用


エアコンや冷蔵庫、テレビなどは故障した箇所により新品購入したほうが安い場合もあります。

一般例
エアコンや冷蔵庫のコンプレッサー回路
液晶テレビのパネル

こうしたものは新品を買い替えるくらいの費用が掛かる場合があります。残念ですが買い替えを検討するほうが良いでしょう。
費用がいくらになるかの概算はある程度はメーカーに確認できるので問い合わせてみましょう。

確認先のページは
「故障、修理時の家電メーカーの問い合わせ先」<内部リンク>
で確認できます。

また1~3万円前後の小物家電の場合も、普通に修理するだけで1万円前後の修理費用が掛かる場合が多いです。部品代より修理作業を行う人件費、技術料だけで1万円ほどかかる場合があります。そうなると修理より買い替えのほうが安い場合も出てきます。

購入した時の費用

液晶テレビとかブルーレイレコーダのような家電は、年々値段が下がっていて、性能も大幅に向上しているものがとても安く買えたりする場合がありますので、今この家電を買い替えたらどのくらいの金額になるかということも確認してみると、修理をするか買い替えをするかの決心がつくこともあります。一度、現行の商品がどういった性能でいくらくらいかも確認してみてください。

現行機種の性能と価格をしっかり検討したい機器

液晶テレビ、有機ELテレビ

ブルーレイレコーダ

パソコン

なるべく出費を避けたい”、”こうした機能の商品に買い替えたい”など、考える要素はさまざまでしょうが、検討の際のご参考になれば幸いです。

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