2022年に入ってから空気清浄機のお問い合わせが増えてきました。
空気清浄機で豊富なラインナップを持つSHARPからも新製品が発売されました。これから、花粉のシーズンを迎えますので、空気清浄機の購入をご検討されている方も多いと思います。
現時点(2022年2月上旬)なら、シャープの空気清浄機をご検討されている方は、新商品も旧商品も選べる状況です。
改良された新機種を購入したいという方も旧機種でもしっかり安く買いたいという方も、いまなら自由に選べます。新機種と前機種の比較をしています。購入時の参考になれば幸いです。
新機種と前機種の目立った違い
プラズマクラスターNEXTを搭載した機種が増えた
新機種群の改良点で目立つのは、プラズマクラスターNEXTを搭載した機種が増えたことではないでしょうか。前機種群では最上位機種にしか搭載されていなかった最高濃度のプラズマクラスターの機能が、上位三機種まで搭載されるようになりました。
プラズマクラスターNEXTを搭載した機種
前機種モデル | 最上位機種の KI-NP100のみ搭載 |
---|---|
新機種モデル | KI-PX100,KI-PX75、KI-PX70の3機種に搭載 |
プラズマクラスターのグレード
空気清浄機に搭載されているプラズマクラスターのグレードは、3段階で以下のような仕様になります。
プラズマクラスター NEXT | イオン濃度 50,000個/㎤ 以上 |
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プラズマクラスター 25000 | イオン濃度 25,000個/㎤ 以上 |
プラズマクラスター 7000 | イオン濃度 7,000個/㎤ 以上 |
イオン濃度が上がるほど、その効果も上がっていきます。
引用:プラズマクラスターの効果(シャープのホームページより)(外部リンク)
空気清浄機でのプラズマクラスターの効果
空気清浄機でのプラズマクラスターの効果は
・空気の汚れを浄化
・付着したニオイを分解して消臭
・静電気を抑える
などがあり、イオン濃度が高いほど、大きな効果が期待できます。
外部リンク:空気清浄機でのプラズマクラスターの効果(シャープ のホームページ)
加湿機能の強化
最上位モデルのKI-PX100をはじめ、上位4機種の加湿機能が強化されています。
最大加湿量の比較
KI-PX100 | 前機種(KI-NP100)の 930 mL/h から 1,000mL/h へ |
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KI-PX75 | 前機種(KI-NX75)の 880 mL/h から 900mL/h へ |
KI-PX70 | 前機種(KI-NS70)の 700 mL/h から 750mL/h へ |
KI-PS50 | 前機種(KI-LS50)の 550 mL/h から 600mL/h へ |
外観デザインが変わったのも大事
前機種が丸みを帯びたやわらかいデザインだったものに対し、新機種群は線がはっきりしたデザインになっています。デザインは、人の好みになりますが、多少高くても、気に入ったデザインの家電を買いたいという方は、併せてご検討いただければと思います。
KI-PX100(新機種)
KI-NP100(前機種)
各機種の特徴
今回発売された機種のラインナップと各機種の改良点を見てみましょう。
加湿空気清浄機 KI-PX100(新商品)
新機種 KI-PX100 前機種 KI-NP100
KI-PX100(新機種)とKI-NP100(前機種)の仕様比較
KI-PX100(新商品) | KI-NP100(前機種) | |
搭載プラズマクラスター | プラズマクラスターNEXT | |
プラズマクラスター適用床面積 | 約23畳(約38㎡) | |
清浄時間(加湿空気清浄) | 8畳/8分 | 8畳/7分 |
清浄時間(空気清浄) | 8畳/6分 | |
空気清浄適用床面積(目安) | ~37畳(61㎡)(加湿空気清浄) | ~41畳(68㎡)(加湿空気清浄) |
~46畳(76㎡)(空気清浄) | ||
加湿適用床面積(目安) | プレハブ洋室 ~28畳(46㎡)/ 木造和室 ~17畳(28㎡) | プレハブ洋室 ~26畳(43㎡)/ 木造和室 ~15.5畳(26㎡) |
集じんフィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) | |
脱臭フィルター | ガスもと~る脱臭フィルター(交換目安 約10年) | |
センサー | ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度の5つのセンサー | 人感・ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度の6つのセンサー |
独自気流 | スピード循環気流 | ワイドスピード循環気流 |
自動掃除 | プレフィルター自動掃除 | |
最大加湿量・水タンク容量 | 1,000 mL/h (強運転時) ・約4.3L | 930mL/h (ターボ運転時) ・約4.3L |
大きな変更点
加湿機能の強化
最大加湿量が、前機種 930 mL/h(KI-NP100)→ 新機種 1,000mL/h(KI-PX100)
へと改良されています。
外観デザインが変わったこと
上記2点以外にも、他の追加された機能として、
・COCORO AIR の機能追加
・運転モード で 飛沫粒子モード
・おまかせ運転 で しっかり循環・気流自動切換え
などの機能が付加されています。
参考までに2022年2月6日時点で確認したところ楽天市場では
KI-PX100(新機種)の最安値 | ¥117,680.- |
KI-NP100(旧機種)の最安値 | ¥ 69,480.- |
となっています。
加湿空気清浄機 KI-PX75(新機種)
新機種 KI-PX75 前機種 KI-NX75
KI-PX75(新機種) | KI-NX75(前機種) | |
搭載プラズマクラスター | プラズマクラスター NEXT |
プラズマクラスター 25000 |
プラズマクラスター適用床面積 | 約18畳(約30㎡) | 約21畳(約35㎡) |
清浄時間(加湿空気清浄) | 8畳/11分 | 8畳/12分 |
清浄時間(空気清浄) | 8畳/9分 | |
空気清浄適用床面積(目安) | ~27畳(45㎡)(加湿空気清浄) | ~23畳(38㎡)(加湿空気清浄) |
~34畳(56㎡)(空気清浄) | ||
加湿適用床面積(目安) | プレハブ洋室 ~25畳(41㎡)/ 木造和室 ~15畳(25㎡) | プレハブ洋室 ~24畳(40㎡)/ 木造和室 ~15畳(25㎡) |
集じんフィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) | |
脱臭フィルター | ダブル脱臭フィルター(交換目安 約10年) | |
センサー | ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度の5つのセンサー | |
独自気流 | スピード循環気流 | |
自動掃除 | プレフィルター自動掃除 | |
最大加湿量・水タンク容量 | 900mL/h (強運転時) ・約3.2L | 880mL/h (ターボ運転時) ・約3.6L |
大きな変更点
プラズマクラスターNEXTにグレードアップ
加湿機能の強化
最大加湿量が、前機種 880 mL/h(KI-NX75)→ 新機種 900mL/h(KI-PX75)
へと改良されています。
外観デザインが変わったこと
参考までに2022年2月6日時点で確認したところ楽天市場では
KI-PX75-W (新機種)の最安値 | ¥ 80,300.- |
KI-NX75-W (旧機種)の最安値 | ¥ 41,800.- |
となっています。
加湿空気清浄機 KI-PX70(新機種)
新機種 KI-PX70 前機種 KI-NS70
KI-PX70(新機種) | KI-NS70(前機種) | |
搭載プラズマクラスター | プラズマクラスター NEXT |
プラズマクラスター 25000 |
プラズマクラスター適用床面積 | 約16畳(約26㎡) | 約19畳(約31㎡) |
清浄時間(加湿空気清浄) | 8畳/10分 | 8畳/11分 |
清浄時間(空気清浄) | 8畳/9分 | |
空気清浄適用床面積(目安) | ~29畳(48㎡)(加湿空気清浄) | ~24畳(40㎡)(加湿空気清浄) |
~31畳(51㎡)(空気清浄) | ||
加湿適用床面積(目安) | プレハブ洋室 ~21畳(35㎡)/ 木造和室~12.5畳(21㎡) | プレハブ洋室 ~19畳(31㎡)/ 木造和室 ~12畳(20㎡) |
集じんフィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) | |
脱臭フィルター | ダブル脱臭フィルター(交換目安 約10年) | |
センサー | ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度の5つのセンサー | |
独自気流 | スピード循環気流 | |
自動掃除 | なし | |
最大加湿量・水タンク容量 | 750mL/h ・約3.2L | 700mL/h ・約3.6L |
大きな変更点
① プラズマクラスターNEXTにグレードアップ
② 加湿機能の強化
最大加湿量が、前機種 700 mL/h(KI-NS70)→ 新機種 750mL/h(KI-PX70)
へと改良されています。
③ 外観デザインが変わったこと
参考までに2022年2月6日時点で確認したところ楽天市場では
KI-PX70-W (新機種)の最安値 | ¥ 61,800.- |
KI-NS70-W (旧機種)の最安値 | ¥ 34,599.- |
となっています。
新機種の発売当初は価格差が大きいです。
新商品の発売直後は、前機種との価格差がどうしても大きくなります。お安い買い物をしたいのなら前機種が品切れになる前に購入することをお勧めしますが、新機種を買いたいという方は、待てば新機種も少しずつ値下がりしていきます。すでに量販店での値下げは始まっていますが、しっかり価格が下がるのは、花粉のシーズンが終わってからかもしれません。特に今年はコロナの影響で製品の供給がとても不安定です。半導体などの部品不足により、品薄が続けば、値が下がらないかもしれません。判断がとても難しいところです。花粉シーズンに備えて空気清浄機の購入、買い替えをご検討されている方は、製品の仕様や価格、在庫状況を吟味していただいて、良い買い物をしてください。
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購入を迷っている間に、花粉シーズンが訪れたら、レンタル家電でシーズンを乗り切るのも一つです。レンタル期間は、1カ月からなので春だけのレンタルも可能ですし、機種のメーカーも選べるので購入前のお試しとしてもお奨めです。